「写真の自分、なんか嫌い」は顔が悪いからじゃない

美容の話

鏡で見る自分は、そこそこいける。なのに写真を見るとガッカリする——そんな経験、ありませんか?
私は、いつもです。。

でも、これ・・顔が悪いからじゃないんです。ちゃんと理由があったんです。
美容の仕事を26年やってきた私が、ふっと気になって聞いた美輪明宏さんの話を今回書かせていただきます。

① 鏡の顔に「慣れすぎている」から

鏡は左右が反転しています。毎日見ているその顔は、実は他人には見えていない顔です。

心理学に「単純接触効果」という言葉があります。繰り返し見るものに好感を持つようになる、という現象です。私たちは毎朝、左右反転した自分の顔を見て暮らしているので、その顔に慣れて、その顔を「自分の顔」として認識しています。

写真は反転していない。だから「なんか違う」と感じる。それだけの話なんです。

② スマホのレンズが、顔を歪ませている

スマホのカメラには広角レンズが使われています。広角レンズは近距離のものを誇張して写す性質があります。

自撮りをするとき、スマホを顔に近づけますよね。そうすると、一番カメラに近い鼻が実際より大きく写り、顔全体が平面的に見えるようになります。これはレンズの特性による歪みであって、あなたの顔の問題ではありません。

プロのカメラマンがポートレートを撮るとき、わざわざ距離を取るのはこのためです。近くで撮ると誰でも顔が変わります。

③ 写真は「一瞬」しか切り取れない

人の魅力は、表情の変化や声、動きのなかにあります。話しているときの笑い方、ちょっとした仕草、目が動く瞬間——そういうものが合わさって「その人らしさ」になる。

写真はその一瞬を止めてしまいます。だから動いている本人を実際に見たときや、動画で見たときの方が、その人の本来の印象に近いんです。

「写真写りが悪い」と言われる人が、実際に会うとずっと魅力的に見える——これはよくある話です。それは写真の限界の話であって、あなたの限界の話ではありません。

④ 自分の写真だけ、欠点探しをしている

他人の変な写真は笑って流せるのに、自分の写真だと途端に目が鋭くなりませんか。目の大きさ、輪郭、肌の調子——一枚の写真から欠点を次々と探してしまう。

しかも比較相手がSNSの加工済み写真だったりする。条件が違いすぎます。

写真一枚で自分の価値を決めなくていい。本当の魅力は、動いているあなたの中にあります。

「欠点を探す美容」ではなく、「自分を回復させる美容」へ

鏡を見るたびに粗探しをして、写真を見るたびに落ち込む——そういう積み重ねが、自分への眼差しをどんどん厳しくしていきます。

TARA SISTER(弊社エステサロン)が考える美容は、欠点を直すためのものではありません。疲れたときに、お風呂に入って、少しだけ自分に戻ってくるための時間。そのそばにいたいと思って作っています。

次の記事では、「それでも写真写りが気になる」という方へ、撮り方でかなり変わる具体的な方法をお伝えします。

— Nozomi ☺︎